【損する加入者急増中】企業型確定拠出年金の知っておきたい注意点

経済記事

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老後のために企業型確定拠出年金に加入している人も多いと思います。

ですが、企業型確定拠出年金のある企業から確定拠出年金制度のない企業へ転職、または退職した人で、ほったらかしにしている人も結構いるのではないでしょうか?

このような人は転職先の確定拠出年金や個人型確定拠出年金 iDeCoに資金を移しかえなくてはなりません。

しかし、このような手続きをしていない人の資産は国民年金基金連合会に自動で移されてしまいます。

このことを自動移換といいます。

自動移換された人が100万人を突破していて、その人達はせっかく貯めてきたお金から手数料が引かれ、年々資産が減っていってしまうということになり、後々 後悔することになってしまいます。

なのでこの記事では

企業型確定拠出年金のある企業から転職、離職したときにやるべきことや注意すべきこと、

そして何もしなかったときにどうなってしまうのかを説明していくので

最後まで読んでいただき、大切な老後のための資産を減らしてしまわないようにしてください。

転職、退職後の確定拠出年金の管理はどうしたらいいの?

企業型の確定拠出年金は会社を通して提携している金融機関に運用、管理をしてもらっています。

なので転職や退職をした人はそのまま運用や管理をしてもらうことはできません。

転職先の会社に確定拠出年金制度があれば移換手続きをしてもらうだけなので簡単ですが、

確定拠出年金のない企業への転職、または個人事業主や専業主婦(主夫)になった人は個人型確定拠出年金 iDeCoの口座を開設しなくてはならず少し面倒ですね。

しかし、口座さえ開設できてしまえば、いままで企業型確定拠出年金で運用してきた人物とiDeCoを新たに開設した人物が同一人物だと確認されると、今まで積み立ててきた金額が移換される仕組みなのであとは意外と簡単だとおもいます。

将来のためになる大切な資産運用なので管理はしっかりとやりましょう。

移管後は確定拠出年金の運用を見直そう

iDeCoの口座を開設して移換したらそれで終わりということにはなりませんが将来のためにもう少しがんばりましょう。

そもそも確定拠出年金やiDeCoは金融機関によって取り扱っている商品が違うので確定拠出年金の移管をしたら必ず運用する商品を見直さなくてはいけません。

たとえば、Aという金融機関にある㋐という運用商品があるとします。

しかしBという金融機関には㋐という運用商品がないことがあるので見直しがひつようということになるのです。

ですから転職先に確定拠出年金があっても、iDeCoに換わっても運用する商品は見直さなくてはならないということになります。

転職する前に知っておきたい 確定拠出年金の注意点

企業型確定拠出年金に加入していた人が退職後に移換せず6ヶ月以上放置してると、それまで積み立てしていた資金は国民年金基金連合会に自動で移されます。

国民年金基金連合会に資金が移換されてしまうと『移換手数料』と『毎月の管理手数料』が引かれ、さらには運用もされないため、あなたの大切な資産がどんどん減っていってしまいます。

そしてiDeCoなどに移換するときにも手数料が引かれてしまいます。

国民年金基金連合会によると

自動移換中は老齢給付金を受けるための通算加入者等期間に算入されないので受給開始の時期が遅くなる人もいる。

特定運営管理機関手数料(自動移換されるとき)3300円。

連合会手数料(自動移換されるとき)1048円。

自動移換された人の管理手数料(自動移換されている間)52円/月。

特定運営管理手数料と連合会手数料は平成24年10月1日以降からは年金資産から負担してもらいます。

自動移換されてから4ヶ月経過すると手数料がかかり年1回3月末に年度分をまとめて年金資産からご負担いただきます。

特定運営管理機関より。

なので転職、退職をすでにしていて移換手続きをしていない人は速やかに移管作業に取りかかってください。

これから転職を考えている人は転職先に企業型確定拠出年金はあるのか

それともiDeCoの口座開設をしなくてはいけないのかを確認して

どの商品で運用するかなど早めに準備をして損をすることのないよう行動をしましょう。

まとめ

最後にまとめです。

企業型確定拠出年金に加入している人が転職や離職したときは、

  • 転職先の会社に確定拠出年金の移換手続きをしてもらう
  • 転職先に確定拠出年金がない場合や離職のときは個人型確定拠出年金 iDeCoの口座をつくる(企業型確定拠出年金に加入していた人物と同一人物と判断されると今まで積み立てた資金が移される) 

上記のどちらでも金融機関によって選べる運用商品が違うので見直しが必要です

そして転職や離職後に移管手続きをしないと企業型確定拠出年金は国民年金基金連合会へ自働移換されてしまい、移換手数料や管理手数料が引かれ資産が減っていってしまいます。

老後のために苦労して毎月積み立てしてきた大切な資産をこのようなかたちで減らしてしまうのはもったいないですよね。

転職するとなるとバタバタして企業型確定拠出年金のことを忘れてしまいがちですが、将来のじぶんのために移換することをわすれなでください。

今回は企業型確定拠出年金に焦点をあててみましたが、いかがだったでしょうか?

資産形成も大事ですが資産をまもる知識も大切ですね。 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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