老後の不安やすこしでも楽な生活を手に入れるために、まず運用資産1000万円をめざそうという私の月次報告です。
わたしがメインで運用しているインデックス投資は、特別な知識や手法はひつようなく誰でもマネすることができるので参考になれば幸いです。
ただ、この投資方法は簡単にできる反面、資産の増えるスピードがおそいという短所があることを理解してください。
さて、12月の成績ですが米国のインフレや日銀の実質の利上げ発表などもあり、
運用成績は時価評価額117万7173円、前月比でマイナス3万2009円という結果になりました。
保有している投資信託や米国ETFの評価額推移などは以下をごらんください。
2022年は予想されていたとおりの軟調な相場となり投資家にとって厳しい年になりました。
米国の金融引き締めやインフレ動向、リセッション(景気後退)への警戒などにふりまわされ、さらに12月20日には日銀の金融政策決定会合で事実上の利上げの発表という株式市場にとって悪いニュースがはいり、午後の取引開始数分で日経平均が大暴落するという大波乱がありました。
短期的にみると大きな動きですが下のグラフのように長期的にみると小さな動きになるので、あたふたせずに積み立てをつづけるのがたいせつです。
ゆっくりですがこんな感じになってます。
総運用資産 内訳
12月の購入は、楽天VTIの積み立てぶんと米国ETFから振り込まれた分配金で購入したSPYD1株だけでした。
保有中のETFからもらった分配金(ドル)だけで米国ETFを購入できたのは初めてで、たとえ1株だけだとしても自分にとってはうれしいできごとだとおもっています。
運用資産の内訳と前月からの増減です。
米国ETF…261,755円
前月比 … -11,783円
投資信託…915,035円
前月比… -16,547円
外貨預り金…2.89米ドル
12月 分配金…12.34米ドル(AGG 0.83米ドル VYM 4.22米ドル SPYD 7.29米ドル)
12月28日 SPYD1株を39.60米ドルで購入。
分配金が12.34米ドルが入り、保有していた外貨30.15米ドルと合わせてSPYDの購入(39.60)に使用。
長期運用資産額…117万7,173円
前月比… -32,009円
つみたてNISA
売却益や配当金にかかる税金が非課税になる初心者におすすめの制度です。
わたしがこの制度を利用したのは2022年1月からなのでまだ運用したてですが、これからの成績に期待しています。
楽天・全米株式インデックス・ファンド
通称「楽天VTI」とよばれている商品で米国の株式市場に上場している企業の約4000社に分散投資してくれる優良ファンドです。
保有数量…187,799口
平均取得価格…19,524.39円
取得総額…366,666円
時価評価額…348,085円
評価損益…-18,581円
保有投資信託の評価額
こちらはつみたてNISA以外で保有している3つの商品の成績になります。
評価額などは以下をごらんください。
<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックス・ファンド
このファンドは2019年7月にスッポト購入からはじめ、その後に積み立てをスタートしました。
つみたては2021年12月まで継続していましたが、つみたてNISAの「楽天VTI」をメインにするために購入をストップし保有したままになっている状態です。
保有数量…60,507口
平均取得価格…19,435.77円
取得総額…117,600円
時価評価額…152,096円
評価損益…+34,496円
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
このeMAXIS Slimシリーズはとても人気があり、わたしが購入している米国株式(S&P500)以外に全世界株式(オール・カントリー)や先進国株式インデックスなどの種類があります。
この投資信託は最近、楽天ポイントのみで購入をはじめたばかりで本格的に投資するかは考え中です。
保有数量…4,627口
平均取得価格…19,392.70円
取得総額…8,973円
時価評価額…8,345円
評価損益…-628円
MHAM J‐REIT インデックスファンド(毎月分配型)(ビルオーナー)
この投資信託は、2019年11月末から投資をはじめた毎月分配型の不動産投資信託(J-REIT)です。
購入してるのに言うのもなんですが、毎月分配型の投資信託はオススメしません。
毎月支払われる分配金には20.315%の税金がかかり、分配金を再投資するとしても税金が引かれる分、投資効率が悪くなってしまうからです。
資産を効率よく増やしたいなら分配金のない投資信託をえらびましょう。
保有数量…480,678口
平均取得価格…8,787.44円
取得総額…422,392円
時価評価額…406,509円
評価損益…-15,884円
トータルリターン…+5,029円
保有米国ETFの評価額
3種類の米国ETFを保有していますが、円安、資金不足のためあまり積極的に購入を考えていません。
ですが、12月は分配金が入ったのでSPYDを1株購入することができました。
評価額などは以下をごらんください。
ETFとは
上場投資信託と言い、一般的な投資信託との大きなちがいは上場しているということです。
なので、証券取引所が開いている9:00~15:00に取引が可能で自分の売買したい金額で注文ができます。(米国ETFは米国の現地の取引き時間になります)
一般の投資信託になれてきたらETFに挑戦するのもいいとおもいますが、ある程度まとまった金額が必要になるので注意しましょう。
SPYD SPDR ポートフォリオS&P500 高配当株式ETF
このETFはS&P500指数の採用銘柄のうち配当利回りの高い上位80銘柄に投資する上場投資信託です。
保有株…21株
平均取得価格…40.5733 USドル
取得総額…852.03 USドル
時価評価額…831.18 USドル
評価損益…-20.85 USドル
VYM バンガード・米国高配当株式ETF
米国の配当が高い主要な企業400社以上で構成される上場投資信託です(ETF)。
保有株…6株
平均取得価格…100.3016 USドル
取得総額…601.80 USドル
時価評価額…649.26 USドル
評価損益…+47.45 USドル
AGG iシェアーズ コア米国総合債券ETF
米国の投資適格債券市場全体の銘柄に投資し、ブルームバーグ米国総合債券インデックスと同等の投資成果を目指す上場投資信託です(ETF)。
保有数…5株
平均取得価格…102.86 USドル
取得総額…514.30 USドル
時価評価額…484.95 USドル
評価損益…-29.35 USドル
つみたて開始からの推移
ここまで3年と6か月つみたてを続けてきた推移です。
ほぼ楽天カードでの引き落としなので他にやることといえば毎月入ってくる楽天ポイントでのスポット購入と1日1度の資産確認ぐらいだったので、アッという間に時間がすぎた感じがします。
なのでインデックス投資は仕事や趣味にいそがしい人にはおすすめの投資方法ですね。
まとめ
2022年12月も投資信託の基準価格がさがったことで資産の評価額も下がってしまいました。
ですが基準価格(株でいう株価)が下がったということは、口数(株でいう株数)を多く買えるということなので投資の王道といわれるインデックスの長期投資なら気にせずに積み立てを続けましょう。
そもそも相場が上昇トレンドでも上げ下げをくりかえしながら上がっていくので短期的な上げ下げに一喜一憂しないように心がけるのが大切です。
そして、これまでの分配金の合計で米国ETFのSPYDを1株買えたのは素直にうれしい出来事でした。
たとえ小さな一歩でも継続することで大きなちからになると信じて続けていきます。
米国ETFのAGGは毎月分配型。
SPYDとVYMは四半期ごとの分配なので次回は3月の振り込みになります。
四半期とは
1年を4等分した期間…つまり3ヶ月ずつということです。
SPYDとVYMは12月が本決算なので四半期決算は3月、6月、9月、12月になります。
分配金を再投資することで資産形成のスピードが少しずつ早くなっていくので、10年後、20年後
のために1株ずつでも再投資をしていき「資産という雪だるま」を少しでも大きくしたいとおもっています。
これからも資産状況を報告していくので次回も読んでいただけると幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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